和洋折衷の魅力
こんにちは。秋好亜久里です。
先日長崎へ1人旅に行ってまいりました!
大浦天主堂やグラバー園、中華街や眼鏡橋、平和記念公園などいわゆる長崎市内観光の定番コースですが、今まで行ったことがなかったのでこの機会に見て回りました。
長崎といえば古くから海外と交流のあった場所で、ポルトガル船が初入港したことをきっかけにキリスト教が広まり、ヨーロッパ文化が浸透したキリシタンの町となりました。
また、ポルトガル・オランダ・イギリス・中国など世界各国との交易が盛んだったことから、グラバー園をはじめ多くの洋風建築が見られました。
グラバー園周辺は神戸の北野異人館街と似ていると感じました。ですので私にとっては「見慣れた」感覚でした。
それよりも個人的に新鮮でとても素敵に思えたのが「出島」です。
純和風の建物もありましたが、中には和風とも洋風ともつかない建物や内装が多くあり、その「どっちつかずな中途半端な感じ」がむしろとても可愛らしくてお洒落でした(^^)
一見、普通の和室のようですが、よく見ると襖の柄がこんな感じです。
可愛らしいですよね!
また、照明も洋風です。
天井の模様も可愛いですね!
さらに、畳敷きの部屋に洋風の家具が置かれています。
本来「ミスマッチ」なのかもしれませんが、私はむしろとても新鮮かつ趣があり、和と洋の良いところが融合していると感じました。
現代のインテリアに取り入れるのもありだと思います。
大いに今後の参考にしたいと考えています。
リフォームとは離れますが、食の和洋折衷も楽しんできました。いわゆる「卓袱料理」です。
卓袱料理は円卓に多種多様な料理が並ぶスタイルのもので、おひとり様では食べられないお店がほとんどだったのですが、「ミニ卓袱」というメニューを提供しているお店を発見し、幸いにも頂くことが出来ました(^^)
歴史と異国情緒、そして和洋折衷の町長崎では多くの学びがありました。
ここには載せきれませんでしたが、昔の土壁の技術や木造建築の構造などもしっかり見学することができました。