新しいことに挑戦!
2024年10月29日
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こんにちは、現場のことならおまかせ!現場管理の小倉です。
少し前の話になりますが、顧客様宅から頂いた「ウォルナット」の一枚板のテーブルがお店の作業場にやってきました。
幅が3メートル近くあり、奥行きも1メートル弱あるなかなかの大物です。
見た目も美しく、処分してしまうのにはもったいない一品で、どうにか再生できないものかと社内で模索していました。
しばらく経って、営業の方から興味を持っていただいたお客様が現れたとの話があり、このテーブルはリメイクして次のご主人さまのもとへと旅立つことが決まりました!( ;∀;)
ただ、一枚板ということもあり節(ふし)が少々あって、しかもそれが窪みや貫通孔になっています。
これを「味」ととるか、リメイクでどうにかなるものか、、、
結論は「レジン」を使用して孔や窪みを埋めてきれいに仕上げる工法となりました。
ここで「レジン」というものについて少し触れます。
レジンはDIYや模型などでも用いられる加工材料の一種で、ポピュラーなものは2液を混ぜることで化学反応を起こし、それを硬化する前に型枠などに流し込んで形成して使うものになります。
仕上がりは艶があり透明で、最近では「レジンテーブル」などDIYでの制作模様を動画で配信されている方もいらっしゃいます。
大物の制作になると、着色や形成も含めてかなりの日数を要します。
今回弊社で使用する一枚板は比較的小さな孔にレジンを流し込んで表面をきれいにする加工だったので、数日程度で仕上がるものになります。
レジンに使用する材料はこんな感じです。
写真に写っている「A」と「B」の液体がレジンの素になる材料で、AとBを3:1の割合で混ぜて、気泡がなくなるまでゆっくりと手作業で混ぜ込み、混合液が透明になるまで混ぜ続けます。
透明になれば、あとは埋めたい孔にゆっくりと流し込んみます。
時間の経過とともに硬化までに液が痩せてくるので、多めに流し込んで少しあふれさせます。
(最後に研磨できれいに仕上げるので問題ありません)
現在は孔にレジンを流し込んで、硬化待ちの状態です。
次回また仕上がり後の写真などをご紹介できればと思います!
このように、今までしたことのないような制作を今後も挑戦していきたいと思います!
皆様からのご要望に幅広くお応えできるよう、様々なものを学んでいこうと思っております(^^)
以上、小倉でした。それではまた、、、