浴室リフォーム
2021年12月13日
神戸市西区でリフォーム&リノベーションはあきよし建築工房へご相談下さい。
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冬も本番、本日も冷えますが、変わらず現場は進行しています!
今日はタイルのお風呂からユニットバスへの工事中の出来事をご紹介します。
タイルのお風呂は寒く、段差もあり、リフォームをされる方の優先順位が高い場所になります。
そして、タイルのお風呂と言う事は、大体築年数が30年を超えてきます。
となると、見積もり段階から気を付けることが出てきます。
大きなポイントはやはり木材の事。外壁側、ドアの敷居下等に水が廻っていないか、これまで家で起こったこと等
聞き取りしながら実際に現状見える範囲で異常がないか確認していきます。
その際、目に見えないけれど悪くなっている可能性がある場所も考えなければいけません。
今回は開けてみるとこうでしたと言う事例です。
築40年ほどの戸建てで、壁一面のドアがありました。
木部には以前シロアリが出たということで防除作業の跡があります。
アリの被害はそこまでなかったそうなので、この時点ではもしかしたらとは思っていましたが、
開けてみると…
土台がこんな状態でした。
一番ひどいのが最後の画像、柱との結合部
柱からの荷重を受ける部分まで朽ちてなくなっています。
写真を撮る前に悪いところはとってしまったので見た目には乾いていますが、
かなりズクズクの部分が多かったので原因は水分による腐朽です。アリの被害があったとしても既になくなっていたと思われます。
案外開けてみると大丈夫な場合も多いのですが、今回はしっかり水が廻っていました。
当然このまま蓋をするわけにはいかないので、無くなった木材を補修していきます。
使える部分まで柱を切り、土台も下まで通し、上からの荷重を受けられるように組みます。
高耐久かつ耐水性に優れる檜を使うので安心です。
加工時には香りが強くたち、作業しながらも少しいい気分になります(^^)
今回は中々の重症でした。実際には心配はしても大丈夫なことも多いですので、
手を加える際の1例としてご参考ください!
家の事で何か気になる事があれば気軽にご相談くださいね。
前田 満則