卒業式での先生の言葉

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2023年3月3日

こんにちは!秋好亜久里です。

日ごとに春らしくなり、事務所の窓にも明るく温かい光が差し込んでいます。

さて、先日息子が高校を卒業しました。

粛々と式が執り行われたあとは、それぞれの教室に戻り、保護者も交えての最後のホームルームでした。

その時に担任の先生がクラスの生徒たちに向けて話されていた言葉が、とても印象に残りました。

その言葉は生徒だけでなく私の心にも響き、日々仕事をしていくうえで自分が常々考えていたことと被り、改めて納得させられましたので、この機会にご紹介したいと思います。

「皆さんは中高の6年間、何のために勉強をしてきましたか?そして親からも、何のために勉強をしろと言われてきましたか?きっと(自分のため)だったと思います。自分がいい大学に行きたいから、夢を叶えたいから、そんな思いで頑張ってきたと思います。そして中高の勉強というものには、必ず(正解)がありました。

だけど、これからは自分のために勉強をするのではありません。(人のため)に勉強をするステージに上がります。(人のため)とはどういうことか?

それは、社会の役に立ち、誰かのためになり、(人の笑顔)のために勉強するんです。

では人を笑顔にするためにはどうすればいいのか?

これには(正解)がありません。

どうすれば社会の役に立ち、人が喜び、みんなが幸せになることが出来るのか。その正解はみんなが考えればいい。どうか、高校を卒業したあとは(自分のため)ではなく(人のため)にしっかり勉強してください。そして、それぞれの正解を見つけて下さい。勉強だけでなく仕事もそうです。決してお金のために仕事をするのだと勘違いしないで欲しいと思います。」

私たちスタッフも日々忙しく仕事に追われており、ふとすると目の前のことにいっぱいいっぱいで、仕事の目的を忘れそうになります。

そんな時、お客様からの「ありがとう」という喜びの声や、家が綺麗になった時の笑顔、それが一番のやりがいです。

もちろん仕事は収入を得る基本的な手段です。でも約10年この仕事をしていて感じたことは、お金よりも「お客様の笑顔」に勝る嬉しい報酬はありません。

自分が本当に心から人に喜んでもらいたい、人の役に立ちたいと思って仕事をしていれば、お金は自然に後からついてきます。

これは私が自信をもって断言出来ます。

利益ばかりを優先したり、仕事を収入を得る手段とだけ考えていると、仕事も自身のモチベーションも絶対に続きません。

先生からの言葉が、自分自身の日頃の考えの答え合わせになりました。子供にもしっかりと胸に刻んで、今後の人生に活かして欲しいと思います。

卒業式のあとは、学校の近くで息子のおすすめのラーメンを食べて帰りました(^^)