災害への備え
2024年1月9日
明けましておめでとうございます。
秋好亜久里です。
冒頭からおめでとうの言葉を綴るのが少し憚れるような、大きな地震に見舞われた2024年の幕開けでした。
能登半島地震で被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
ここ神戸市西区でも揺れを感じました。幸い元旦で家族全員一緒にいたので、すぐにお互いの身の安全を確認することが出来ました。
家族の中で、私だけが阪神大震災を経験しています。
当時神戸市灘区の震度7エリアに住んでいたので、立ち上がれないほどの揺れ、すぐにあちこちから上がる炎、続く余震、並べられた遺体…
全てがトラウマになっています。
今回神戸での揺れは震度3でしたが、当時の学びから私がまず取った行動は「避難経路の確保」です。
建物が歪んでしまうと、玄関ドアやサッシが開かなくなります。
そうなると閉じ込められ、最悪の場合火災や建物の倒壊から逃げられなくなります。
ですから、まずは大きな揺れが続くことを想定して逃げ道を確保します。
次に避難グッズと照明を準備します。
「備えあれば憂いなし」の考え方なので、我が家には避難グッズは常に準備してあります。
また、長期保存水も常備してあります。
懐中電灯も必需品ですが、それ以外にこんな便利な照明用品を冷蔵庫に付けています。(マグネット式)
これはとてもコンパクトなのに、正視できないほどの明るい光を放ってくれます。
明るさも5段階に調節可能です。
これは夜に照明を全部消して真っ暗にした玄関を照らした時の様子です。かなり明るいです。
また、赤色ランプにもなり、さらに赤色ランプを点滅させて周りにSOSサインを出す機能も付いています。
本当に優れものです。
私たちの平和な日常は当たり前ではありません。
いつどんな災害や事故に巻き込まれて命を落とすかわからないのです。
極端な言い方ですが、5分後に生きているかさえ保証はないのです。
それでも「備え」をすることで少しでも自分や家族の命や安全を守れるのであれば、「備え」をしない理由はありません。
みなさんもこの機会に防災に対する意識を改めて高めてみて下さい。