介護改修の大切さ

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2024年4月23日

秋好亜久里です。

今年に入り母の体調が優れず入退院を繰り返し、一時は衰弱が酷くほぼ寝たきり状態でした。

高齢の両親の病院や買い物に付き添うことは日常的だったのですが、今回のような状態は初めてで、急なことにどしうしてよいかわからず走り回る日々でした。

そんな中、医師や看護師さんはもちろんですが、退院してからお世話になった訪問看護師さんやケアマネジャーさんが迅速に対応して下さり本当に助けられました。

寝たきり状態から起き上がることが出来るようになり、なんとか歩けるようになったのですが、掴まるものがないと転倒の恐れがあるため大急ぎで手すりを取り付けたり、介護用のベッドを購入したりしました。

母の状態を見ていると「手すりの大切さ」が改めてわかりました。

あきよし建築工房でもこれまで多くの介護改修工事を請け負ってまいりましたが、私は経理事務担当なので書類上の処理はあっても実際に現場を見る機会はなかったのです。

私の母は「要介護1」の認定を受けましたが、介護改修費の助成は「要支援1」の認定があれば支給されます。

手すりの取り付けだけではなく「段差の解消」「開き戸から引き戸への扉の取替え」などの工事も助成金の対象となります。

母の場合は介護の申請~認定までを待っていられない急展開でしたので、こういった制度を使うことが出来ませんでしたが、ご自身やご家族が要支援1以上の認定を受けている場合、先々への備えとして早めに改修をしておかれることをお勧めします。

現在の母は奇跡的に回復し、随分元気になりました。

近場へ買い物に行く時に使う簡易な歩行具を貸与していただいたり、リハビリのためのデイサービスへ通わせていただいています。

今日は初めてデイサービスのお迎えに行き、一緒にお昼を食べて帰りましたが、デイサービスのスタッフの方もとても明るく親切で母も喜んでいました。

私も感謝しかありません!

私たち現役世代は「介護保険」と聞くと「いまいちよくわからないけれどお給料から差し引かれている」というイメージしか沸かないという人も多いと思います。(かく言う私も少し前まではその一人でした。笑)

でも、いざという時にこの制度がいかに重要でありがたいものであるかを実感します。

また、介護に関わる全ての方に心から感謝します。

近隣の桜が丘・秋葉台は高齢者の多い地域ですが、助けを必要とする高齢者にも優しく寄り添える工務店でありたいと思います。

何かわからないことがあったり、どこに相談して良いか迷われた時は遠慮なくご相談下さい!

リフォームに関係のないことでも、私たちで力になれることであればアドバイスさせていただきます(^^)